投稿日:2014年10月18日

ここ数年、自動車保険の改定や損保会社の合併などで保険の内容や保険料が随分と変わりました。

自動車保険、「運転者条件」で大きく変わる保険料、このような記事がありました。

「自動車保険の保険料負担に悩む人は多いだろう。自動車保険には、法律で加入を義務付けられている自動車損害賠償責任保険(自賠責)のほか、それだけではカバーしきれない深刻な事故に備える任意保険があり、ともに保険料は上昇傾向が続く。保険料を抑えるには、任意保険の契約条件や補償内容を見直すことがポイントになる。

 東京都に住む男性会社員Aさん(47)は自動車保険の保険料負担に悩んでいることを友人に打ち明けた。すると、「運転者の条件を見直すだけで保険料は何割も減る」と教えられ、驚いた。運転者の条件とは、その車を運転する人の範囲や年齢のことで、契約時に申告する。
 運転者の範囲には保険会社によって「限定なし」「家族限定」「本人・配偶者限定」などの選択肢があり、運転者が限られるほど保険料は安くなる。年齢も「限定なし」より「30歳以上」などと高くなるほど保険料は下がる。免許証の種類でも差が付き、「ゴールド」を持つ優良ドライバーは一般の「ブルー」の人より保険料が安い。
 Aさんは保険証券を取り出し条件を確認してみた。車を買った3年前に加入し、そのまま更新してきた保険だ。当時は子どもが同居しており、その友人を含め誰が運転してもいいよう運転者の範囲、年齢ともに「限定なし」を選択した。Aさんの免許証の色は当時ブルーだった。
 今では子どもが独立し、運転するのは自分と妻(45)だけ。無事故・無違反を続けてゴールド免許も得た。そこで保険会社のサイトを開き、運転者の条件を「本人・配偶者限定」「30歳以上」「ゴールド免許」などと修正して見積もりを取った。
 すると、年払いの保険料は従来の約19万円から約7万5000円へと6割近くも安くなることがわかった(表A)。条件の修正を怠ったばかりに無駄に保険料を払い続けてきたのだ。